風俗の歴史からひも解くご当地風俗の成り立ち

風俗の歴史は江戸時代までさかのぼります。長い歴史を持つ風俗は時代によって形を変えてきました。最初はほぼ同じサービスしか存在しなかった風俗が各地域で多様に変化したことによってご当地風俗が誕生しました。

もともと、風俗という言葉はその地域の生活の風習などを意味する言葉です。通常の良識ある風俗に悪影響をおよぼす可能性のあるお店を警察が「風俗営業」と呼び、取り締まったことから、性的なサービスを売りにするお店が「風俗店」と呼ばれるようになりました。

風俗という名称が定着したのは1980年代のことですのでそれほど長い歴史を持っていませんが、現在の風俗店の原型となるものが登場したのははるか昔の話です。

遊郭の歴史や遊女の実態など詳細を知りたい方はこちらをご覧下さい⇒遊郭の歴史と遊女の実態【残虐の日本史】

江戸時代にはじまった風俗の歴史

風俗の歴史をひも解いてみると、その原点は江戸時代にまでさかのぼります。遊郭と呼ばれる現在のソープランドのような形のものが宿場町や繁華街の周辺におかれ始めました。これが日本の風俗の歴史の原点となります。 当時は幕府の公営のもので、民間の遊郭は存在しませんでした。当時、多くの遊郭が集まっていた吉原などは現在でも風俗街としてよく知られています。

歴史的な視点からみる風俗街の成り立ち

現在、風俗街として栄えているエリアはかつての宿場町であった場所がほとんどです。特に、法令によってほとんど新規出店することができないソープが多く立ち並ぶエリアは江戸時代の遊郭が多くおかれたエリアです。 風俗街の分布をよくみてみると、そのほとんどが古くからの交通の要衝にあることに気付くでしょう。

遊郭からさまざまな形に変化していった風俗

風俗の原点は遊郭にあります。しかし、当時は現代のようなさまざまなジャンルの風俗が存在していたわけではありません。 風俗の形が現在のように多様化したのは戦後のことになります。第二次大戦に敗れた日本はアメリカの占領下になってしまいます。この時に一度すべての風俗営業が禁止されてしまいます。 こういった制度からの隙を狙う形で登場したのが、現在のヘルスやピンサロなどの原点となるお店です。これまで、ほぼ同じような形のサービスを提供するお店しか存在しませんでしたが、この時期に各地による特色を持った風俗が誕生しました。

風俗の歴史をひも解いてみると、各地域の風俗街の成り立ちが見えてきます。この成り立ちを知ったうえでいつも通っている風俗街をながめてみると、ちょっと違った感情が湧いてきませんか?

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